こんにちは 院長の落合 泰明です。
私は、八千代市内で、医療とはかけ離れた職業の、一般家庭の次男として育ちました。
勝田台南小学校の卒業アルバムには恐れ多くも外交官になりたいと書いていた記憶があり、そして当時の八千代緑が丘は自然だらけだったと記憶しております。
その後は様々な体験の中で医師を志すようになり、当時は駅前に何もない八千代緑が丘で開院させていただき17年がたちました。
両親の精神的な支えに頼り、経済的には、両親の生活を大変切り詰めて、私の学費等を捻出してもらっていただけに、
開院にあたっては、精神的、経済的自立を心がけ、両親への借り入れなどは当然考えもせず、
金融公庫や銀行等の業者、問屋 看板会社 建築会社役所など一人で歩き回り、自分なりの地域医療を目指し行って参りました。
そのため、未熟な点いろいろ至らぬ点ご不便が多い中、地域の皆様の多数の方がご活用いただき感謝申し上げます。
大学時代は、排球部に属し、先輩後輩同期とも絆が強く、大きく年の離れた同級生や女子の割合も多く人間性豊かな方々の中で
自由、自律の校風のもと充実した生活が送れました。
先輩の勧めで、大学の夏休みを利用し、日体大、佐伯栄養専門学校の学生さんとチームを組み、大田区の喘息のお子さんとのサマーキャンプに
小学生のクラス担任として(あの頃は確か1週間位の日程だったと思います。)参加させていただいたことも貴重な体験です。
当院は、まだ予約診療が始まった頃、全国で13番目の本格的予約診療システムを採用したクリニックとしてスタートいたしました。
現代ではAI、ioTなども進化し、国際性も豊かになり、遠隔、予防、再生医療なども倫理的にどのように取り入れるかも課題です。
しかし、機械の性能、数に頼りすぎる医療はしたくはありません。
また、皮膚しか診られないと揶揄されることが多い科ですが、手術や解剖、全身の管理と内臓との関連性など、そして摘出した標本は
病理医のコメントだけに頼らず必要であれば顕微鏡を覗き込み自身の判断で診断を確定する。
少なくとも皮膚科専門医は、体全体の知識がなければならないと肝に命じております。
(当然ながらアナフィラキシーショックや突然の外傷の縫合、呼吸状態も厳しい壊死性筋膜炎なども生死の関わる緊迫した場面にも、日常的に遭遇いたします。)
街角の皮膚科は患者さんの来院も多く、きっと他科の先生も体験されるとその仕事量、年齢幅、物質の組成や製造法などの軟膏学、化粧学などの医療以外の知識、
物理や化学の知識の応用や原理の理解、説明の多さの割に保険診療では評価されていない実態、特に開業医は疾患対応幅のボリュームをお感じになられると思います。
光線の種類やレーザーの特性、機械の特異性、ミクロの世界の細胞の分布の判断なども、外来勤務の間や診療時間外で行っております。
世間一般で言われている皮膚科は簡単だというのは、美容皮膚科に特化し、メーカーの思うままに、機械に頼った美容皮膚科医のことであり
真面目に一般皮膚科を中心行っていれば、男女差なく他科と同様に過酷な労働環境にあるものだと感じております。
しかし、自ら選んだ科目ですから、さらに先進的な医療を学習して当然でもあります。
当院でも、大切な建学の精神を胸に、地域医療の中で少しでも信頼して頂けるような努力をしてまいります。
経歴
東邦大付属東邦中高卒(場所柄、懐かしい制服の患者さんに時に出会います。出身者として恥ずかしい医療をしていないか身の引き締まる想いです。
大好き大切な母校ですから、当然学校全体を応援しています。)
東邦大大森病院 第一麻酔科
東邦大佐倉病院 皮膚科助手
成田赤十字病院
船橋市立医療センター皮膚科医長
資格・所属学会
日本皮膚科学会
皮膚科専門医
日本臨床皮膚科医会
日本美容皮膚科学会
日本医療脱毛学会
定期外来勤務歴(代診での勤務は除く)
勝田台病院、セントマーガレット病院、島田台病院、船橋二和病院、幕張健生病院、成田高根台病院
横芝光町東陽病院、国保大網病院、千葉県立リハビリテーションセンター
稲毛Sクリニック、成田Dクリニック、稲毛Kクリニック、Wクリニックなど